喪主挨拶のタイミングやポイント
ご葬儀の際には、節目ごとに喪主の挨拶が必要となります。
喪主の挨拶が必要となるタイミングは宗派によって異なりますが、一般的には、通夜の終了時、通夜振る舞いの時、出棺の時、告別式が終わった時が多いです。
挨拶の際は、忌み言葉を使用しないように注意が必要です。
挨拶は長くとも3分以内程度に留めておきます。
伝えたい思いがあったとしても、長々と話すことは避けたほうが良いでしょう。
また、ご葬儀に参列してくれた方々に感謝の気持ちを述べないことが失礼にあたる場合もありますので、お礼の言葉を述べるようにしましょう。
葬儀での喪主挨拶例
- 例文1(お通夜の挨拶)
- 本日はお忙しい中、通夜にご弔問頂きまして誠にありがとうございました。
生前賜りましたご厚情に対し、厚くお礼申し上げます。
尚、明日の葬儀・告別式は(午前・午後)○○時より執り行わせて頂きますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。 - 例文2(告別式の挨拶)
- 本日はお忙しい中、妻○○の葬儀にお集まりいただき誠にありがとうございました。
妻は○月○日、△△で逝去いたしました。
享年○歳でございました。
一昨年癌が見つかり、家族といたしましては一日でも長く生きてほしいという思いで、本人も懸命に闘ってまいりました。
その甲斐あって、なんとかここまで来られたと思っております。
本人も家族も覚悟しておりましたので、この一年でお世話になった方にお別れのあいさつをしたり、子どもたちと様々な事を語りあったり致しました。
妻としても悔いのない最期を迎えられたのではないかと考えております。
みなさまの温かいお言葉が、妻にも、私たち家族にとってもどれだけ励みになったかしれません。
ここにあらためてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
今後とも生前と変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。 - 例文3(精進落としの挨拶)
- 本日は、お忙しい中、妻〇〇のためにお付き合い頂き誠にありがとうございました。
皆様に心からのお見送りをいただき、妻も大変喜んでいることと存じます。
妻との思い出話をもっとお聞きしたいところですが、夜も更けて参りましたため、お開きとさせていただきます。
皆さまどうぞお気をつけてお帰りください。
本日は誠にありがとうございました。
まとめ
お葬式に参列くださる方々は、故人を偲んで時間をさいて来てくださっていることから、喪主は、挨拶においても失礼のないよう基本をおさえてしっかり準備をしておく必要があるといえます。
準備の際には、葬儀に精通している葬儀社に相談をして進めていきましょう。
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美園セレモニー(さいたま市緑区、さいたま市見沼区/川口市、足立区)|【文例あり】葬儀の喪主挨拶~タイミングやポイントなど~