家族が亡くなった際、自宅へお悔やみに訪れる弔問客を遺族側としてお迎えする機会があります。
自宅での対応は一般的な来客とは異なるため、失礼のないよう特有のマナーを正しく把握しておくことが大切です。
本記事では、自宅で弔問客をお迎えする際のマナーについて解説します。
自宅で弔問客をお迎えする際の適切なマナーとは
自宅で弔問客をお迎えする際に、ご遺族側が意識したいおもなマナーは以下の通りです。
- お悔やみの場にふさわしい地味な平服を選ぶ
- 故人を安置している部屋や仏壇の周囲を整える
- お香典をいただいた際は祭壇にお供えする
それぞれについてみていきましょう。
お悔やみの場にふさわしい地味な平服を選ぶ
自宅で弔問客をお迎えする際の服装は、喪服ではなく黒やグレーなどの落ち着いた色合いの地味な平服を選ぶのがマナーです。
葬儀の場ではないため正式な礼服を着る必要はありませんが、お悔やみを受ける立場として派手な色や露出の多い服は避けるのが無難でしょう。
急な弔問に対応できるよう、あらかじめ紺色や濃いグレーのカーディガンやスラックスなどを用意しておくと安心です。
アクセサリー類も結婚指輪以外は外し、お化粧も控えめにするなど、全体的に慎み深い身嗜みを心がけるとよいでしょう。
故人を安置している部屋や仏壇の周囲を整える
弔問客をお通しする部屋は、故人が安置されている空間や仏壇がある部屋を選び、室内を清潔に片付けておきましょう。
弔問客をお通しする際は、慌てないよう座布団を出す動線を整えておき、お部屋へお通ししてからお決めいただいた席に座布団をおすすめするのが丁寧です。
すぐにお線香をあげてもらえるように香炉の灰を平らに整え、新しいロウソクやマッチなどを分かりやすい位置に準備しておきます。
弔問客は短時間で切り上げるのがお互いの負担を減らすマナーでもあるため、豪華な食事などは用意せず、お茶をお出しする程度に留めるのが一般的です。
お香典をいただいた際は祭壇にお供えする
弔問客からお香典を差し出された際は、感謝の言葉を述べながら両手で受け取り、故人の枕元や脇に用意した祭壇にお供えします。
いただいたお香典をそのまま手元に置いたまま対応を続けるのは失礼にあたるため、お供えさせていただきますと一言添えて速やかに祭壇へお供えするとよいでしょう。
お香典返しを事前に用意している場合はお帰りの際にお渡しし、用意がない場合は四十九日の法要が済んだ後に郵送などで手配するのが一般的です。
まとめ
今回は自宅で弔問客をお迎えする際の適切なマナーについて、服装や部屋の準備などを中心に解説しました。
遺族側は一般的な来客対応とは異なり、地味な平服を着用して必要以上に引き止めないシンプルな対応を心がけることが大切です。
自宅での弔問対応の流れや準備について分からないことや不安な点があれば、お気軽に葬儀社にご相談ください。
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