近年、「終活」という言葉がよく聞かれるようになってきています。
終活とは、自分の人生の終わりを見据えて、少しずつ身辺整理をしておくことをいいます。
終活は、遺された家族のためだけのものではなく、自分のためにもなります。
自分自身の残りの人生をより良いものにするために、人生についていま一度考えるきっかけを作ることができるものでもあります。
ここでは、特に独身の方に向けた終活について、分かりやすく解説していきます。

終活をする上でのポイント

「終活」と言っても、漠然としていて、何をすればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
実際、終活には決まったやり方があるわけではなく、人それぞれです。
また、終活を行う上での大きなポイントは、計画的に行うことです。
計画を立てずに、行き当たりばったりで進めていると、必要以上に時間が過ぎていってしまいます。
そのため、やるべきことを明確にしたうえで、計画的に進めることが肝心です。

終活でやるべきこととは

ここでは、終活として何をしておくべきなのか、一般的な例を挙げて簡単に紹介していきます。
まずは、終活の例としてよく言われるのは、遺品整理です。
日々生活していると、どうしても生活に必要なものだけでなく、趣味に関する物やその他雑多な物が増えてしまいます。
自分がいなくなってから家族に遺品を整理してもらうのは、家族に余計な負担をかけることにつながりますので、できる範囲で少しずつ遺品整理をはじめましょう。

また、自分がケガや病気になった場合に備えて、どのような治療や介護を受けたいかといった希望をエンディングノートにまとめておくことも大切です。
例えば、かかりつけ医の情報や、延命治療をするのか否か、保険証の保管場所など、あらかじめまとめておくことで、自分が望む最期を身近な人にわかりやすく伝えることができます。
さらに、葬儀の形式や規模など、希望があればあらかじめ考えておくのがよいでしょう。

おひとりさま向けの終活について

独身の方の中には、ひとりで人生の最期を迎えることに強い不安を覚える方もいるのではないでしょうか。
独身の方が終活でやるべきこととして特に重要なのは、葬儀やお墓の準備をきちんと自分で済ませておくことです。
自分で葬儀社に相談し、あらかじめ準備や支払いを済ませておいたり、永代供養を扱う葬儀社に相談してお墓の管理も依頼したりすることも検討しましょう。
また、老後の資金準備や、認知症になった場合などに備えて後見制度について調べておくことも必要です。

終活に関することは、美園セレモニーにご相談ください

美園セレモニーでは、お葬式に関するご相談を幅広く承っております。
葬儀の生前相談とともに、終活のご相談もされてみてはいかがでしょうか。
終活や葬儀についてお悩みの際には、弊社までお気軽にお問い合わせください。