お通夜とは、本来は親族などのごく親しい人が故人様に夜通し付き添い、故人様をお守りしながら別れを惜しむことをいいますが、最近では、日程の調整がつかず葬儀・告別式に参列できない人のお別れの場になりつつあります。お通夜での服装は、喪主側は喪服を着用しますが、一般弔問客は正式礼装ではなく、ブラックスーツや黒のフォーマルドレスなどの略礼装で向かうのがマナーです。お通夜の流れとしては、まず喪主側は弔問客をお出迎えして、芳名帳にお名前等を記帳してもらいます。僧侶が式場に到着したら控室にご案内し、喪主は式の進め方の打ち合わせを行いましょう。式がはじまると、まず僧侶による読経がおこなわれ、次に参列者によるご焼香があります。ご焼香の順番は、喪主、ご遺族、親戚、来賓、弔問客の順に行い、ご焼香が終わると僧侶が退場し、お通夜は終了します。

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