「仏滅」や「大安」という言葉をカレンダーなどでよく見かけますよね。
普段は気に留めることがほとんどないと思いますが、お通夜の日どりを決めるときには気にしてしまう人が多いのではないでしょうか。
今回は、そうした六曜とお通夜の日どりについて解説します。
■お通夜と六曜の関係
結論から述べると、お通夜の日どりと六曜には関係がありません。
そもそも六曜とは中国から生まれた考え方で、仏教と関連しているわけではありません。
もともとはその日の吉凶を占うものとして使われていましたが、いつの間にか冠婚葬祭の日どりと合わせて考えられるようになってしまったのです。
したがって、お通夜の日どりは六曜に合わせる必要はありません。
しかし、結婚式の日どりで仏滅を避けるように、お通夜の日どりを決める際に「友引」を避ける人も一定数いるのが現状です。
また、人によっては六曜が示す吉凶に過剰に反応する人もいます。
そうした方々への配慮や衝突を避けるといった理由で「友引」の日を避けるという判断をすることもあります。
本人や家族との衝突を避けることも日どりを決める上では重要なため、六曜の意味をそれぞれ解説していきます。
1.先勝
六曜の中で吉日にあたります。
勝負事に対する占いであり、午前中は「吉」ですが、午後は「凶」とされています。
葬式を開くことに問題はありませんが、次の日が友引となるため、この日にお通夜を開くことを避けるという考え方もあります。
2.友引
勝負がつかない日とされています。
朝方や夕方は運気がよいとされていますが、昼は凶となっています。
この日に葬儀やお通夜を開くことを避ける理由として「友引」が「友が故人にあの世に引かれる」ということにつながると考えられたからです。
しかし、先述した通り仏教と関係のある考えではありませんので、特に気にする必要がない場合はあえて避ける必要はありません。
3.先負
勝負事に関する占いで、午前中は「凶」、午後は「吉」とされています。
先に行動したり、早まったりしてしまうと負けてしまうとされています。
4.仏滅
六曜の中では最も運勢の悪い凶日です。
何をやっても失敗してしまうとされていますが、悪縁を切る日には向いているとされています。
5.大安
六曜の中で最も運勢のよい吉日です。
何をやっても良い方向に進むとされ、祝い事を開く際によく選ばれる日です。
6.赤口
六曜の中では凶日で、祝い事や新しいことを始めることなどには向かない日とされています。
■まとめ
ここまで、六曜についてみてきましたが、お通夜の日どりと六曜は関係ありません。
ただ、周りに六曜をかなり気にする人がいるなどの事情があれば、「先勝」や「友引」の日は避けるのが無難でしょう。
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